障害者雇用で働く精神障害者のEnglish Dairry

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自己肯定感から考えるうつ病改善

 

こんばんは。OKDです。

今回はうつ病改善に役に立つ考え方の自己肯定感について書いていこうと思います。

自己肯定感とはなに?

自己肯定感とはその名の通り自己を肯定する考え方のことです。要は自分が自分のことをどう感じ、どう考えているかによって変わってくる感覚になります。

実用日本語表現辞典を引くとこのように書いてあります。

 自分あり方積極的に評価できる感情、自らの価値存在意義肯定できる感情などを意味する語。 自己否定感情と対をなす感情とされる

自己肯定感とは「人より勉強ができる」とか「人よりお金持ち」といった誰かと比較して自分の価値を認めるのではなく、ありのままの自分を認め受け入れ尊重し、自分の存在価値を無条件に肯定するということなのです。

この感覚が持てれば自分を尊重できるだけでなく、自分以外の周囲のことも尊重できる余裕が生まれてきます。

他人と比較し劣等感を持ったり、自己嫌悪に陥りやすいうつ病の症状とは逆に、今の自分を受け入れることで不安や心配を減らし、自分本来の意欲と前向きに進む力を与えてくれます。

 

自己肯定感は生まれてから関わっていく親や周りの大人、生活環境など多くの要因が複雑に絡み合い作られます。最初の自己肯定感は5歳頃までの親の接し方や言葉の掛け方など育て方に影響されると言われています。また、その後の学校生活や受験など思春期の成功体験も大きく関わってきます。

うつ病になる多くの人は自己肯定感が高められないまま大人になってしまい人生をつらいものと感じやすくなってしまいます。

自己肯定感が低い人と高い人の考え方の違い

「仕事」「初めてのこと」「会話」「休日」同じシチュエーションでもそれぞれ捉え方が変わってきます。

マイナスに捉える自己肯定感が低い人の場合

・自分は他の人より仕事ができない

・どうせうまくいかないから初めてのことに挑戦しない

・話すのは苦手だから自分と話してもつまらない

・何もしないで1日が終わってしまった

前向きに捉える自己肯定感が高い人の場合

・昨日よりは仕事を覚えられた

・楽しいかもしれないから初めてのことでもとりあえず挑戦してみよう

・話すのは苦手だから相手の話をもっと聞いてみよう

・ゆっくりと休むことができた

自己肯定感を高めるには

現在自己肯定感が低くても考え方や行動を変えることで今から高めることができます。

1. 小さなことでも自分を褒める

自己肯定感が低い人は自分を褒めるハードルが高くなっているためなかなか自分を褒められません。「朝早起きできた」「外出した」など小さなことからでも自分を褒めていきましょう。ノートに毎日記録していくと読み返すことで更に効果的です。

2. 思ったことをそのまま話せる相手をつくる

カウンセリングや自助グループに参加してありのままの自分を出せる人を見つけると良いです。他の人を気にしすぎずに接することで自己肯定感も高まります。

まとめ

そのままの自分を認め、自分の存在価値を肯定していくことは生きやすさにつながっていきます。ぜひ今からでも自己肯定感を高めて、自分らしい人生を生きていきましょう。